お宿諏訪の歴史と宿坊
戸隠神社の旧宿坊

当館「旧延命院 お宿諏訪」は、古くより戸隠詣での参拝者の宿として始まり、
現在に至っても変わらず多くの講(こう)〈※注1〉の参拝者の方々にお立ち寄りをいただいております。
当主は、戸隠神社にご奉仕する聚長(しゅうちょう)と言う、神社と参拝者との中取り持ちの役割を果たす神職です。
近年では講の参拝者の方々を始め、戸隠を訪れるお客様にもご利用をいただき、神社の由緒や宿のゆかりをお話させていただいております。
また、館内の奥には、九頭龍大神・戸隠大神・氏神・不動明王を御祀りした御神殿があり、
講の方のご祈祷が執り行われたり、一般の方の参拝も出来ます様に開放しております。

〈※注1〉
「講」または「講社」とも言い、戸隠神社を崇敬する団体のお客様。 決まった人数で毎年参拝するのが慣例。

旧院坊 延命院・常行坊

現在では「諏訪」と名乗っておりますが、
明治以前までは「常行坊・延命院」を名乗り、戸隠山にご奉仕しておりました。
その頃からの名に因んで「旧延命院 お宿諏訪」として、
宿を守りつづけております。

「諏訪」は、戸隠神社の旧宿坊・延命院。
館内には戸隠神社の分霊を祀った御神殿があり、
神主がお祓いなどを行っています。
神殿は大きく分けて三座を配置し、
中心に戸隠大神五柱、左に氏神様(家)屋敷神様、
右に不動明王像を配した神仏習合の神殿です。

奥 社

天手力雄命は五穀豊穣・開運・祈願成就

九頭龍社

九頭竜大神は雨乞い・虫歯治療

中 社

天八意思兼命は学業成就・商売繁盛・家内安全

火之御子社

天鈿女命は舞楽芸能・火防

宝光社

天表春命は技芸・安産・厄除け

戸隠講

戸隠神社を取り巻く信仰の歴史上、古くより中核を成してきたのが「戸隠講」と呼ばれる信仰団体です。
農村単位が地域社会の中心だった時代、村を越える結成単位で講が広がり、
戸隠講に関しては農耕の神として信仰を集め、現代に至っては、
米を主食にしている日本民族の生命の源として、起源を逸すること無く戸隠大神の御神徳を仰ぎ、
戸隠神社五社参拝のために戸隠詣を毎年行っております。
遠方より参拝に来られる講員の方が、常宿として訪れ祓いを受けた後五社へ参拝に向かったり、
講員としてのみ受けられる守礼・神礼の申し込み、御祈祷などを取り次ぐ宿として、神職が常駐しております。

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