宿坊日誌
Okami's Blog
- 2024/10/14十一月一日、十一日「一位の間」ご宿泊代金一割引き(リニューアルオープン記念)
- 2024/10/11朝夕の気温が、10度を下回りました〜朝の宝光社境内の様子〜
- 2024/10/08寒露の朝に
宝光社の麓に佇む
戸隠神社宿坊
お宿諏訪へようこそ
お宿諏訪の公式サイトへようこそ。
戸隠神社エリアで唯一
半露天風呂付の離れがある宿坊です。
手打ち戸隠蕎麦をはじめ
信州牛と一緒に四季折々の深山の幸を
心ゆくまでご堪能ください。
林芙美子ゆかりの宿
林芙美子のおもひで
殆ど私は毎年何週間かを
この戸隠山でおくるのですが
地味でいい山だと思います
初夏の戸隠は
躯の芯まで染まってくるような
鮮やかな緑ですし
初秋頃は雲と紅葉を美しいと思います
私はいつも
宝光社の諏訪という房へ泊まります
私はこの山で小説をいつくか書きました
― 林芙美子 私紀行より
お宿諏訪で執筆された
「うず潮」
Uzushio History
小説家・林芙美子さんが「うず潮」の執筆をされたのが、当館「お宿諏訪」です。林芙美子さんは戸隠をとても気に入られ、毎年ここで過ごされていました。林芙美子さんが来られていた当時は、当館の敷地内に離れ屋敷があり、決まってそこで執筆活動をされていました。また、一高(現 東京大学)の学生さんが避暑地で勉強できるようにと「戸隠の諏訪と言う宿に行きなさい」と言って送り出していたようで、その時の様子をうかがえる手紙を現在も保管しております。
そのほか、ご主人からいただいた初版の「うず潮」や、昭和39(1964)年のNHK連続テレビ小説「うず潮」で林芙美子役を演じた女優・林美智子さんからいただいた色紙なども展示しております。旅と芸術を愛し、恋と文学に生命を燃やした林芙美子さん。貧しさや戦争によって運命を翻弄される庶民の哀感を描き続け、47歳で急逝しました。
うず潮が生まれた「お宿諏訪」にぜひ、遊びにお越しください。
林 芙美子(1903年12月31日 - 1951年6月28日)
「うず潮」「放浪記」「浮雲」などの 代表作で知られる小説家・林芙美子。
数多くの作品を残し、中でも「放浪記」は ベストセラーとなる。
ご宿泊プラン
Accommodation Plan